12月15日の小渋線全面通行止めで、
大鹿村民1000人は、村外に出るのに
専ら岩洞を通るしかなくなりました。
この道には、大鹿側に8つの橋があり、
急きょ、道路管理者の県がチェックし、
一応「大丈夫」という説明でした。
ですが、一部の橋は一見して老朽化しています。
バン線で止めてあって、急きょ県が「立入禁止」の線を引きました。
なにせ建設は昭和38年
36災の2年後、今年54歳の橋です。
コンクリートの耐用年数ギリギリ。
あまり通行量が多くない道なので、
指摘されるまで県は放置してたということです。
今回の事故で、何人かに聞き取りをしました。
心配する村外の子どもに、「危ないから来なくていい」
と言うお年寄りがいました。
もちろん、事故後村外に出なくなったお年寄りもいます。
とんだクリスマスプレゼントだったわけです。