2016年12月22日

着工同意、これが正体

大鹿村で発行したリーフレットです。

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2016年12月21日

村立ち往生、第一回大鹿村リニア連絡協議会

12月19日、大鹿村の交流センターで、第一回大鹿村リニア連絡協議会がありました。

なお、交流センターに事務局のある大鹿村教育委員会は、
リニア関係の住民の集会に後援を出さなかったり、
リニアについて取りあげる住民団体を利用団体のグループに
入れなかったりするのですが、教育長はその理由について
「政治的だから」と政治的な中立性を自ら踏み外した発言をしたりします。

対策委員会に呼ばれた「大鹿の100年先を育む会」は
連絡協議会では外されたため、その理由を質問状で村に届けたのですが、
村はいまだに質問状を無視しています。

ちなみに大鹿村には27の自治会があり、
職掌代表やJR東海、県まで来ているので、かなり大賑わい、
マスコミも各社そろい踏みでした。
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傍聴席もいっぱいあるよ、みんな来てね!

この日は、いつもの柳島村長が、環境への低減が会の目的と述べた後、
事務局が会則案を読みあげたのですが、
そこで自治会長の一人の小倉さんという方が手を挙げて質問しました。
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挨拶する柳島村長。

小倉さんは、
当初の資料の中では掲載されていた設置の目的の中で
「住民意見などを共有し」という文言が、
会則案の中ではなくなっている点について触れました。
そして住民の意見をくみ取る活動を村がしてこなかったことについて
会の設定そのものを考え直す必要があると、
村当局の姿勢を厳しく問いました。

その後、副村長の長尾さんや、柳島村長が答弁に立ちましたが、
いつもの答えになっていない答えなので、
小倉さんが「聞いたことに答えるように」と言い返す場面が見られました。
小倉さんの質問は、議会便りの議員の発言や、対策委員会で
委員の発言を無視してきた運営、新聞記事まで取りあげる詳細なものでしたが、
要するに、反対の意見は無視してきて、
意見を汲みあげる役割を自治会長に求めるなど、
村の責任放棄だというしごくもっともなものです。

村がまともに答えられるはずなどあろうはずもありません。

柳島村長は村がどう考えているのか何回も言ってきた。
リニアを進めてほしいわけではなく、
国の認可を拒否できないから、対策をとってきた。
反対の意見も拾ってきたつもりだから苦情を上げてほしい、
というものでした。

多分村長は、反対の意見を無視して着工を急いだのが、
そもそもの不満の原因だというのは、認めたくないのでしょう。
傍から見ても「どの口が、んなこと言っとるんや」と思いますが、
案の定、「不本意なんてそんな発言やめてくれ」と
その偽善ぶりを突っ込まれてました。

対策委員会にも出席してきた青木の自治会長の
岩本さんが、そもそも論は自治会長会や別のところで、
進めてほしい、と述べて村側で進行をしようと発言しました。
でも、そもそも論を別のところでやるというのが、
公の場で議論そのものをさせない仕掛けです。
それを不満に思って発言していたので、それで
発言が終わるわけもありません。
他の出席者は全員沈黙。
副村長の意味のわからない官僚答弁や、
村長が黙り込む場面がやたら目立つ会議の展開に、
思わず傍聴しててラッキーだったと思ったのでした。

ところで、村長の進めさせてほしいというなかば
懇願に近い発言に、議員の河本さんが助け舟を出す形で、
論議はしてこなかったのは事実なんだから、
別のところで議論をするように、と言っていました。

どこでそういうことするのか知りませんが、
その議論がどこでなされてどういう内容だったのか、
議員さんたちも批判の対象だったので、
責任を持って見届けて、住民に知らせてほしいです。
次回の会議が何ごともなかったかのように進んだら、
住民としてはいたたまれません。

その後は、JRの報告と、県の説明。
対策委員会と住民説明会でおごれる平家のように
我が世の春を謳歌して傍若無人に振る舞ってきた
澤田部長も、フロアの異様な雰囲気に
「反対の方がいることはわかっている」と神妙な顔をしていました。

最後に岩本さんが手を挙げて、
「リニアの試乗会に行ってみたいので、優待券はないのか」
と発言して、JRにこびてました。

電力会社が議員に金をばらまいて、
原発立地予定地や核廃棄物処分場計画のある自治体の
住民をあごあしつきで原発や六ケ所に連れていく、
原発もうでが日本では繰り返されてきました。
山梨のリニア見学センターも似たようなものですが、
残念ながら金のないJR東海は
「抽選です」と澤田さんに答えさせていました。


posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 23:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月14日

12月9日の認可取り消し訴訟第二回弁論

12月9日、霞が関の東京地裁で、リニアの認可取り消し訴訟の
第二回弁論が開かれました。
全国から150人を超える傍聴者が集まりました。
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この日は、相模原の鳥屋地区で、山林トラスト運動を始めた
栗原さんが意見陳述しました。
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JR東海の説明会が、沿線津々浦々、
ハチャメチャの住民無視ぶりを告発してくださいました。

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JRの労組の小林さん、
「うちの会社があちこちでご迷惑をおかけしてすいません」
と言ってました。そんな・・・
社内にこういう存在がいることはとても力になります。
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新しいのぼり旗をもって登場。
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でっかい横断幕
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記者会見も都度開く。
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終了後の集会にもたくさんの方が詰めかけました。

次回は2月24日2時半から
大鹿村から意見陳述になるかも。
posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 21:55| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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