長野県、大鹿村でのイベントです。
講演と報告
ああ、大鹿ダンプ街道
〜リニア工事が終われば村は元に戻るのか〜
「10年たったら静かな大鹿村に戻る」
本当でしょうか。
JR東海が進めるリニア中央新幹線事業。
大鹿村は長野県で最大の影響を被ります。
中でもトンネル工事によって排出される残土を運ぶために
一日1000台以上の工事車両が通行する予定です。
その影響が何をもたらすのか、誰も予測がつきません。
「道がよくなるならリニアは受け入れるべきだ」
「工事を早く終わらせるため、多少は我慢しないと」
「残土は有効活用できるから村内に置いてもいい」
かつて、山砂の産出地域では、
大量のダンプの通行による騒音・振動、粉じん、排気ガス、
交通事故などで住民の生活環境が大きく壊されました。
そういった被害は「ダンプ公害」と呼ばれています。
死亡事故が起きれば道を広げ、バイパス道が作られました。
そしてそれらの地域では現在、
残土や廃棄物の処分場の問題に住民たちは悩んでいます。
大鹿村は「ダンプ街道」と無縁でしょうか、それとも……
■日時 2016年10月30日(日) 午後2時〜4時
■場所 大鹿村公民館鹿塩地区館大広間
(長野県下伊那郡大鹿村大字鹿塩2610)
■資料代 500円
□お話
佐久間充さん(女子栄養大学名誉教授、保健社会学)
「各地のダンプ街道のこれまで」
佐々木悠二さん(元高校教員、小櫃川の水を守る会事務局長)
「千葉県君津市の残土・廃棄物問題・ダンプ公害」
□報告(予定) 「大鹿村の残土置き場の実情」
主催「ああ、大鹿ダンプ街道」集会実行委員会
TEL 0265−39−2067(宗像)
講師紹介
・佐久間充
1937年生まれ。東京大学、女子栄養大学で教える。
1970年代から学生とともに千葉県君津市のダンプ公害の調査を行う。
住民だけでなくダンプにも同乗した綿密で公平な調査は、
他地域のルポとともに『ああダンプ街道』(岩波新書、1984年)
にまとめられた。
他著書に『山が消えた 残土・産廃戦争』(岩波新書、2002年)
・佐々木悠二
千葉県君津市在住。高校の元地理の先生。
在職時から小櫃川を守る活動を30年近く続ける。
また、君津地域のダムや山砂採取、産業廃棄物、放射性廃棄物、干潟などの
環境問題に取り組み、いくつもの開発計画を食い止める。
地元三市の水道水源保護条例や、
県外からの残土持ち込みを防ぐ君津市の残土条例の制定にも尽力。
ああ、大鹿ダンプ街道
〜リニア工事が終われば村は元に戻るのか〜
「10年たったら静かな大鹿村に戻る」
本当でしょうか。
JR東海が進めるリニア中央新幹線事業。
大鹿村は長野県で最大の影響を被ります。
中でもトンネル工事によって排出される残土を運ぶために
一日1000台以上の工事車両が通行する予定です。
その影響が何をもたらすのか、誰も予測がつきません。
「道がよくなるならリニアは受け入れるべきだ」
「工事を早く終わらせるため、多少は我慢しないと」
「残土は有効活用できるから村内に置いてもいい」
かつて、山砂の産出地域では、
大量のダンプの通行による騒音・振動、粉じん、排気ガス、
交通事故などで住民の生活環境が大きく壊されました。
そういった被害は「ダンプ公害」と呼ばれています。
死亡事故が起きれば道を広げ、バイパス道が作られました。
そしてそれらの地域では現在、
残土や廃棄物の処分場の問題に住民たちは悩んでいます。
大鹿村は「ダンプ街道」と無縁でしょうか、それとも……
■日時 2016年10月30日(日) 午後2時〜4時
■場所 大鹿村公民館鹿塩地区館大広間
(長野県下伊那郡大鹿村大字鹿塩2610)
■資料代 500円
□お話
佐久間充さん(女子栄養大学名誉教授、保健社会学)
「各地のダンプ街道のこれまで」
佐々木悠二さん(元高校教員、小櫃川の水を守る会事務局長)
「千葉県君津市の残土・廃棄物問題・ダンプ公害」
□報告(予定) 「大鹿村の残土置き場の実情」
主催「ああ、大鹿ダンプ街道」集会実行委員会
TEL 0265−39−2067(宗像)
講師紹介
・佐久間充
1937年生まれ。東京大学、女子栄養大学で教える。
1970年代から学生とともに千葉県君津市のダンプ公害の調査を行う。
住民だけでなくダンプにも同乗した綿密で公平な調査は、
他地域のルポとともに『ああダンプ街道』(岩波新書、1984年)
にまとめられた。
他著書に『山が消えた 残土・産廃戦争』(岩波新書、2002年)
・佐々木悠二
千葉県君津市在住。高校の元地理の先生。
在職時から小櫃川を守る活動を30年近く続ける。
また、君津地域のダムや山砂採取、産業廃棄物、放射性廃棄物、干潟などの
環境問題に取り組み、いくつもの開発計画を食い止める。
地元三市の水道水源保護条例や、
県外からの残土持ち込みを防ぐ君津市の残土条例の制定にも尽力。