2016年08月30日

「釜沢説明会は無効!」沿線ネットが緊急声明

8月29日付で沿線ネットが釜沢で行われた
自治会長締め出し事件に抗議声明を出しています。


「住民のための説明会で、JR東海のための説明会ではない」・・・そりゃそうだよねぇ


JR東海の横暴な大鹿村道路工事説明会に抗議する声明

<住民締めだす説明会は無効>
8月26日午後6時から長野県下伊那郡大鹿村釜沢で、
JR東海による釜沢地区個別道路工事説明会が予定されていました。
この説明会は、あらかじめ「釜沢住民とその関係者が対象」に
行われるとして自治会に通知されていました。

しかし、当日会場で事前に、
大鹿村リニア対策委員のMさんが大鹿村リニア対策委員として説明会に
参加したいと求めたところ、
JR東海の社員は「部外者」だとして入場を拒否じました。
その理由についてJR東海社員は
「一定の線引きをしないと秩序が保てない」と主張しました。
Mさんは「オブザーバーでもよい。意見表明もしないから参加させてほしい」
と譲つたにも関わらず、不当にも参加を認めませんでした。

もともとMさんは釜沢地区住民から参加を要請されていたもので、
地区自治会長と副会長が再度参加を求めても
JR東海はMさんの参加を頑なに拒否しました。
そして、JR東海の現地社員が「今回の説明会は住民の要望より
JR東海の意向が優先される」と趣旨を説明したため、
自治会長と副会長は「このような一方的な説明会は認めることができない」
として退席する事態となりました。
住民説明会は、住民のために開くものであって、
JR東海のために開くものではありませんから、
JR東海の意向が優先されることなどあつてはならないはずです。

<住民の理解と信頼を失う>
これまでJR東海が釜沢住民に求めてきた意見交換の場
(説明会や懇談も含む)は、「住民との信頼関係を築き、
協力体制を整えるため」という目的でJR東海から提起されていたものです。
しかし今回の不当な事業説明会により
結果的に住民の理解を得られないばかりか、
JR東海に対する不信感を募らせる結果になりました。

大鹿村は釜沢地区のみならず、
全村住民がリニア新幹線の架橋や非常口工事、
残土処理施設の設置、膨大な工事車両の走行などで
深刻な影響を受けることになります。
それ故、どの地区で説明会を開こうと、
全ての村民が参加できることが前提です。
国交省も環境省も「事業の実現には住民の理解が前提」
との立場を明らかにし、
JR東海に対してもそのための努力を求めています。

リニア新幹線について、これまでの環境影響評価手続きの過程で
品川〜名古屋沿線で多くの住民説明会が開かれましたが
(参加者のはとんどが疑問や不安を示し、計画の見直しを求めました。
メディアも性急な工事は将来に禍根や負の遺産を遺すとして、
沿線住民のみならず国民的な理解を優先するよう報道しています。
まだ工事説明会を開くような段階ではないことは明らかです。

リニア新幹線計画の沿線住民でつくる
私たちリニア新幹線沿線住民ネットワークは、
今回の大鹿村でのJR東海の住民の気持ちを踏みにじる、
横暴で一方的な振る舞いに強く抗議するとともに、
住民の多くを排除するような説明会の開催を強行しなぃよう求めます。

2016年18月29日
リニア新幹線沿線住民ネットワーク
共同代表 天野捷一、川村晃生、片桐晴夫、原重雄



posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 18:47| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

これがJRのインチキの証拠、残土置き場未定なのに「選考は順調」

毎日毎日、
ハチャメチャな事態が続く長野県のJR東海澤田部長のリニア工事強行作戦。
朝日新聞は、大鹿村でした「残土置き場予定地先行は進んでいる」というJRの発言が、
大鹿村で工事の着工をするためのウソだったことを報道しています。

ばれないと思って、あちこちの説明会で住民を分断し、
適当なウソを重ねてきたのでしょう。
ウソとごまかしでしか進められないリニア事業、
JR東海の体質そのものです。
説明会で横に並んで、こういうウソを平気でつかせている長野県の
住民への背信行為は罪深いですね。

あ、だから取材妨害を繰り返しているわけか!

160830朝日新聞.jpg
2016.8.30朝日朝刊

こんな企業に私たちの南アルプスを壊させていいのでしょうか。
もっともっと登山者の怒りの声をぶつけていきましょう。

今月末第一次集計です!
posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 18:30| Comment(0) | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

工事強行? 住民理解? どうするJR、澤田部長! 

大鹿村での工事着工に向けて前のめりのJR東海。
地元の自治会長を締め出したり、ハチャメチャな事態が続いています。

ところが、準備工事の着工を明日に表明。
その説明会の過程では、自治会長を締め出すなど、
次々と起こる無茶苦茶な事態に、JR東海の焦りが見え見えです。
どうする澤田部長・・・・・・。

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準備工事の明日着工を伝える、信濃毎日記事2016.8.30
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釜沢での自治会長締め出し事件の信濃毎日の報道2016.8.30


posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 08:17| Comment(0) | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

JR8月24日大鹿村説明会ルポ 「ポリシーのない人ならリニアは理解できる」 「大鹿村にはポリシーのある人は少ない」

 「理解は深まった」のか―大鹿村工事説明会―

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平日の夜の開催にもかかわらず、説明会には約110人が集まった


 8月24日、大鹿村で開かれたJR東海の工事説明会を傍聴しました。
 この説明会は、最盛期に1日1736台(この日の説明では、1350台ほどまで減らせるとしています)といわれるリニア建設の工事車両の通行を円滑にするため、村民の生命線である県道松川インター大鹿線にトンネル2本を新設し、5区間を拡幅するというものです。
JR東海は、山梨県側で昨年12月に始めたリニア中央新幹線南アルプストンネルの長野県側工事を始める前提として、「地元から要望が出されている」(JR東海の澤田尚夫・中央新幹線建設部担当部長)道路改修工事の着手を急いでいるのです。
 工事説明会についてJR東海は当初、報道機関に対して「非公開」としていました。ところが、村リニア対策委員会や地元の報道機関から抗議の声が上がると、今回は県との共催であることを理由に、県の公共事業のやり方に準じるとして、「公開」としました。
それでも、「工事説明会は、自治会といった小さな単位で、個人的な事情も聞きながら、忌憚のないご意見を言っていただく場」(澤田部長)だとして、今後の「非公開」の方針を変えていません。
このブログで既に報告されているように、26日の釜沢地区での説明会は、報道機関を入れないだけでなく、地区以外の村民の参加さえ拒むという厳戒態勢の下、行われました。
 24日午後7時から開かれた工事説明会には、平日にもかかわらず110人が集まりました。JR東海と県の説明を受け、会場から上がったのは、発生する残土の置き場が決まっていないのに工事説明会を行うことや、説明会を1回だけ、それも平日に行うことへの不満の声や、大量の工事車両による渋滞、排気ガスや狭い道でのすれ違いなど、日常生活を長期にわたって脅かす工事への切実な不安の声でした。
ある女性は「住民の生活のために道路やトンネルを造るのなら、まずそれができてから南アルプストンネル、というのが筋の通った順番だと思う」と、道路改修と南アルプストンネル両工事を並行して行おうというJR東海の計画について疑問を投げかけました。
これに対し、澤田部長は「(南アルプストンネルの)発生土を運搬するときに、大量の工事用車両が出るので、それは道路改良が終わってから。南アルプストンネルに着手しても、発生土を運ぶ作業は道路改良が終わってから、という話をさせていただいている」と、従来の説明を繰り返しました。

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冒頭のあいさつをする澤田部長、その左は永田副長、その左上野分室長


隣の中川村で前日に開かれた工事説明会では、トンネルの発破作業の騒音や振動に懸念の声が出たのにも関わらず、「住民の理解は得られたと考えている」と澤田部長が述べた、と報じられました。
大鹿村リニア対策委員会メンバーの前島久美さんはこの報道に触れ、「少なくとも、この大鹿での工事説明会が終わった後に、理解は得られたと勝手に考えて、こういった発言をするのはやめてください」と念を押しました。
 ところが、2時間近くに及ぶ工事説明会の後、澤田部長は報道陣に対し、「私としては、村民の方のご理解は深まったという感触を持っている」と述べました。
 「きょうの説明会をもって、理解したと言ってほしくないという強い意見もあったが」と地元記者が問うと、澤田部長は「大鹿村に1000人いらっしゃると思うので、全員がリニア、道路改良工事に対して、賛成ということではないと思う。しっかりしたポリシーなんか持っている方もいらっしゃるので、反対というところから賛成だとならないと思う」とし、「そういう方が大半の意見かというと、そうではないと思っている」と主張しました。
そう判断する根拠について、質問した人の多くが以前の説明会でもよく質問している、としたうえで、「これまでの説明会、(村の)リニア対策委、大鹿に人を置いている(JR東海大鹿分室のこと)ので、そういったところや村役場とのやり取りを踏まえ、私としての感触は、リニアの道路改良工事を着手する土壌は十分整ったと考えている」と説明しました。
 翌25日の村リニア対策委に先立ち、前島さんたち村民が作る「大鹿の100年先を育む会」は、工事説明会への抗議文をJR東海に提出し、道路改修工事の中止を求めました。
この日の議題は「南アルプストンネル工事説明会の内容について」。冒頭、前島さんは「昨日の工事説明会の会場の雰囲気は、次のステップに進めるようなものではなかったと思う」と抗議しました。が、対策委会長や柳島貞康村長はそれを押し切り、次の工事説明会に向けた事前説明をJR東海に始めさせてしまいました。
対策委終了後の報道陣の囲み取材。澤田部長は、道路改修の準備工事を週明けの29日から始めることを明らかにしました。終わりがけ、次のように問いかけてみました。
私「住民理解ということで、もう一度うかがいたい。工事説明会を行ったということで、それは住民の理解を得られたとお考えになるということか。これからも」
澤田部長「それはまだやってないんで」
私「どれだけ反対意見が出ても、『理解は深まった』と毎回、おっしゃるわけだが」
澤田部長「その都度その都度、私は判断しているつもり。毎回決まりきったことを言っているんではなくて」
名古屋市の名城非常口建設工事も、多くの疑問が投げかけられた説明会の直後、着工しました。
住民が生活を懸けて臨む説明会も、JR東海にとっては「住民のガス抜きの場」ぐらいの位置づけでしかないということなのでしょうか。
(井澤宏明)
posted by リニア新幹線を考える登山者の会 at 07:09| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする