リニア通る街、未来の絵コンクール 飯田で表彰式
夢絵画コンクールの表彰状を受け取る子どもたち夢絵画コンクールの表彰状を受け取る子どもたち
飯田商工会議所青年部(飯田市)は25日、青年部創立30周年の記念大会を市内で開いた。記念事業として実施した「リニアの街いいだの未来 夢絵画コンクール」の表彰式があり、入選・入賞者に表彰状が手渡された。
青年部は、リニア中央新幹線が通る将来の飯田の街並みを想像して描いてもらった作品を3〜5月に募集。市内外から72点の応募があり、13点を選んだ。
最優秀賞は2部門で1点ずつで、「小中学生の部」は飯田市浜井場小5年の鬼頭涼雅(りょうが)君(10)の作品。ビルをリニアの高架橋の柱代わりとした独創的な発想で未来の飯田を描いた。「一般の部」は下伊那郡松川町の遠山梨恵さん(35)で、リニアによって人が集まった飯田のにぎやかさをカラフルな色使いの抽象画で表現した。
記念事業実行委員長の関島秀樹さん(46)は「今後も飯田のよりよい街づくりにつながる活動をしていきたい」と話していた。
表彰式の後は、元プロ野球選手で野球解説者の立浪和義さんの講演会があった。
(6月26日)